機能が注目の抗酸化食品(その1:定義と科学的根拠)

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〒606-0805 京都市左京区下鴨森本町15番地 生産開発科学研究所ビル2F

右手にペンとメモ、左手にピンセットを持って研究をしている

機能が注目の抗酸化食品(その1:定義と科学的根拠)

健康情報

2017/08/21 機能が注目の抗酸化食品(その1:定義と科学的根拠)

 

機能性表示食品というカテゴリーがあることをご存知ですか? 特定の保健の目的が期待できる食品に、「おなかの調子を整えます」や「脂肪の吸収をおだやかにします」等の機能性を、事業者の責任において表示できるという制度です。その中でも特に注目されている「抗酸化」の機能に焦点を当て、3回に分けて情報提供します。

 

抗酸化とは対象を我々の体とすると、酸化とは体が錆びる、すなわち老化することを意味します。従って、「抗酸化」とは老化に抵抗することで、いわゆる「アンチエイジング(抗加齢)」です。従って抗酸化食品とは、老化予防あるいは抗加齢の機能を有する食品の総称になります。

 

抗酸化力を有するか否かさらにその強弱は、酸化の元凶である活性酸素種(主にスーパーオキシドアニオン、一重項酸素、過酸化水素、ヒドロキシラジカルの4種)消去する能力を、実験的に測定する方法で証明されています。その方法には測定原理の異なるORACDPPHESRなど多種多様ありますが、得られる結果が異なるため相互比較は不可能です。従って、食品の抗酸化力を評価する統一した指標の確立が待たれる現状で、Antioxidant Unit研究会の活動が注目されています。

 

なお弊社では、抗酸化力測定の新法として、オゾン水による酸化還元電位法(ORP法)の確立を目指しています。

(本文中の下線部の詳細については、インターネットなどの情報で確認してください。)

 

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