機能が注目の抗酸化食品(その2:具体的な食品例)

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右手にペンとメモ、左手にピンセットを持って研究をしている

機能が注目の抗酸化食品(その2:具体的な食品例)

健康情報

2017/08/28 機能が注目の抗酸化食品(その2:具体的な食品例)

一般的には抗酸化物質であるポリフェノール類やカロテノイド類を多く含む食品(前者で緑茶、赤ワイン、ベリー類、黒豆、後者で人参、カボチャ、ピーマン等)やビタミンC及びEを多く含む食品(前者の柑橘系果物、ブロッコリーや後者のアボガド、ナッツ類等)が挙られます。

 

ORAC値の高い食品(アメリカ農務省,現在は削除も重要な目安にはなる)としては、クローブ・シナモンなどの香辛料やパセリ・バジルなどのハーブ(粉末や乾燥品で水分がほとんどない)が上位にランクされています。生のものでは、チョコレート・パプリカ・インゲン豆やベリー類の果物が目につきます。

また、デザイナーフーズピラミッド(アメリカ国立がん研究所、1990)で、がん予防効果の高い(抗酸化力が強いとも言える)トップはニンニクで、その下にキャベツ、大豆、生姜、人参等が上層部を占めています。

東北大学の研究(1999)による抗酸化力ピラミッドの頂点が、バナナであることも良く知られています。

 

以上のように、抗酸化力の強い食品はその測定法や調査によりまちまちですので、現状では一つ二つに絞るのではなく、栄養のことも考え、満遍なく摂取するようにしましょう。

 

なお弊社での試験研究の結果から、リンゴの赤い皮(アントシアニン系の色素)の部分は、実の数倍の抗酸化力(主力はカテキン類のプロシアニジン)を有していることを見いだしており、リンゴは皮ごとの食べ方を推奨します。

(本文中の下線部の詳細については、インターネット等の情報で確認してください。)

 

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