機能が注目の抗酸化食品(その3:摂取の効果と将来展望)

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右手にペンとメモ、左手にピンセットを持って研究をしている

機能が注目の抗酸化食品(その3:摂取の効果と将来展望)

健康情報

2017/09/04 機能が注目の抗酸化食品(その3:摂取の効果と将来展望)

サプリメントでも抗酸化物質を容易に摂取できますが、食品として摂取した方が種々の成分の相乗効果が期待できますので、こちらを推奨します。サプリメントの利用は、あくまでも食生活での補助的手段と考えてください。

 

現状では実験的にある方法で抗酸化力が強いと認められても、実際にヒトの体内に吸収・蓄積され有効に機能していると評価されるまでには至っていません。

しかし、昨年の学会で、「カロテノイド含有野菜ジュースの摂取がマウスの大腸がんの発症に抑制的に働く」、「機能性農産物を使用した弁当の連続摂取によりヒト内臓脂肪面積の有意な減少が認められた」等の報告に見られるように、生体内での機能性を評価する成果が蓄積されつつあり、今後、生体内での効果が確立されていくと思われます。

 

従ってそう遠くない将来において、個々の食品に含まれる抗酸化物質の総量表示が可能になり、どの食品をどの位摂取すれば機能が発揮できるのかの目安量も認知されるようになるはずです。そうなれば抗酸化食品の摂取が、真に酸化ストレスの軽減を通して生活習慣病や老化の予防・抑制、つまり「健康長寿」に繋がることになると期待されます。

 

なお弊社では、新規の食品やこれまで利用されていなかった食品部位の抗酸化力測定(DPPH法やORP法)依頼を受注しますので、お問い合わせください。

 

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