飲酒と健康(その1:お酒の種類、アルコール度数と適量)

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飲酒と健康(その1:お酒の種類、アルコール度数と適量)

健康情報

2018/01/09 飲酒と健康(その1:お酒の種類、アルコール度数と適量)

京都市で食品検査や分析・試験を承る(株)健康機能性成分研究所です。

 

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年末から年始にかけて、何かとお酒を飲む機会が多かったのではないでしょうか。そこでこの機会に、飲酒が健康に及ぼす影響について、紹介します。

 

まずお酒の定義ですが、酒税法によれば「アルコール分1度以上の飲料」となります。アルコールとはエタノール(エチルアルコール)のことを指し、アルコール類として多種ある中で唯一飲める成分です。

お酒の種類によりアルコール度数(%表示も同じ)はまちまちで、ビール5度前後、ワイン10数度、日本酒15度前後、焼酎25度前後で、ウィスキーやブランデーは40数度あり、ウォッカでは90度に達するものもあります。

ビール以外のお酒にはそれぞれ炭酸水等で割った種類もあって(ハイボールやチューハイ等)、アルコール度数は概ね10度を下回ります。

 

飲酒による「酔い」の程度は、体内に入った総アルコール量に比例しますので、飲む量が同じでもお酒の種類(度数)によって大きく変わってきます。同じお酒であれば、何杯飲んだかで総アルコール量の目安がつきますが、チャンポンはその見当がつかなくなる上に口当たりが変わって飲み過ぎるので、酔いやすいと言われています。

アルコール量()は、例えば5度のビールを500ml(中瓶1)飲んだとすると、0.05×50025ですがアルコールの比重が0.8なので、25×0.820gとなります。

 

厚労省の推進する「健康日本21」では、節度ある飲酒の適量は1日平均の総アルコール量が20g程度である、とされています。

 

次報では、酔いのメカニズム、飲酒のメリットと上手な付き合い方に関して、紹介します。

(本文中の下線部の詳細については、インターネット等の情報で確認してください。)

 

 

→飲酒と健康(その2:酔いと上手な付き合い方)はこちら

 

 

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